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【試験対策】メンタルヘルスマネジメント検定の勉強:合格に必要な第2~3章要点まとめ

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ほしくず

生活相談員(社会福祉士,介護福祉士,介護支援専門員,実習指導者) デイサービス、ショートステイ、特養の生活相談員を15年以上経験して感じた相談員の楽しさ、業務に役立つ情報、楽しく働くコツをわかりやすく解説。現役だから分かる仕事のテクニックや情報をお届けします。

 社会福祉士のほしくずです。

 この記事では、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種を受験予定の方のために、試験に出題されやすいポイントを解説しています。

 何から勉強すれば良いか分からない、時間がなくて勉強がなかなか進まない。

 そんな悩みを抱えている方に向けて、頻出ポイントをまとめて解説していますので、ぜひご活用ください。

 また私のYoutubeでも要点解説メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種~第2・3章要点まとめ」しています!

第2章「ストレス及びメンタルヘルスに関する基礎知識」の内容

 第2章では、ストレスが発生する仕組みやストレスが心や体に与える影響などについて学んでいきます。

ポイント

・出題数は4問と少ない

・ストレスの基礎知識が学べる

 メンタルヘルスケアにおいて、ストレスの基礎知識や仕組みを理解するのは重要です。

 この試験に興味を持った方であれば、学びたい内容が詰まっているのが第2章ではないかと思いますので、ぜひ取り組んでみてください。

 要点・頻出ポイントは以下のとおりです。

要点・頻出ポイント

ストレスの基礎

NIOSH職業性ストレスモデル

メンタルヘルスの不調

第2章要点・頻出ポイント①:ストレスの基礎

 ストレスとは、ストレッサーとストレス反応によって様々な心身の症状が発生することを言います。

ポイント

ストレッサー:個人にとってストレスの原因となる出来事や要請

ストレス反応:ストレッサーによって引き起こされる症状

 持続的な慢性ストレス状態では、内分泌系、自律神経系の機能が亢進した状態となり、免疫系が抑制され、身体のバランスが保てなくなり、健康障害が発生します。※この文章は出題されやすい

 主なストレス反応は以下の3つです。

ストレス反応

1,精神症状:不安や怒り、不満と抑うつなど

2,身体症状:疲労感、食欲不振、不眠

3,行動の変化:喫煙、飲酒量の増加など

第2章要点・頻出ポイント②:NIOSHの職業性ストレスモデル

 この内容に関する問題はよく出題されます。

 図で確認した方が理解しやすいため、以下の図を確認して覚えてください。

 「個人要因の内容」など各要因にどんな項目が含まれているかを問う問題が出題されます。

第2章要点・頻出ポイント③:メンタルヘルスの不調

 メンタルヘルス不調により起こる病気などについてまとめられています。

メンタルヘルス不調の主な病気・症状

うつ病一生のうち一度以上うつ病にかかるのは7%前後。数か月間の自宅療養が必要だが、若年層のうつ病には長期療養が適さないケースもある

躁うつ病人口の0.5%前後。軽躁状態では病識(病気の自覚)が希薄

統合失調症:若年者に発症しやすく、妄想や幻聴がある。長期の休職が必要

アルコール依存症:早期対処と周囲の協力が必要

パニック障害:不安発作(動悸、めまいなど)が繰り返される。予期不安を伴うので外出が難しくなる

適応障害:ストレッサーの軽減と個人のストレス対処能力を高めるのが重要

睡眠障害:脳の高次機能低下により生産性が低下。不眠症、過眠症、睡眠関連呼吸障害、睡眠時無呼吸症候群など。約5人に1人が寝不足など睡眠の問題を抱えている

第3章「職場環境の評価と改善」の内容

 第3章ではストレスの原因となる職場環境や評価について学びます。

 職業性ストレス簡易調査票などがこれにあたります。

ポイント

・出題数は4問と少ない

・図表や評価様式など細かい問題が出題されやすい

 内容が細かく覚えるのに時間がかかるため、苦手な人が多いかもしれません。

 要点・頻出ポイントは以下のとおりです。

要点・頻出ポイント

職業性ストレス簡易調査票

改善領域と具体的な改善点

第3章要点・頻出ポイント①:職業性ストレス簡易調査票

 職業性ストレス簡易調査票とは、いわゆるストレスチェックのことです。

 職業性ストレス簡易調査票の特徴を捉えておきましょう。

特徴

・ストレス要因、ストレス反応、修飾要因から構成される

・あらゆる業種の職場で使用できる

・労働者への負荷もそれほど大きくはない

・全部で57項目、3つの尺度の質問で構成

 おそらく受けたことがある方がほとんどでないかと思います。

第3章要点・頻出ポイント②:改善領域と具体的な改善点

 職場の改善領域と改善点については、以下の表にまとめました。

 6つの改善領域と改善点をセットで覚えておきましょう。

 赤字のところは、問われやすい部分になっています。

第2・3章要点・頻出ポイントまとめ

 第2・3章要点まとめでは、以下の内容について整理しました。

ポイント

・ストレスの基礎

・NIOSH職業性ストレスモデル

・メンタルヘルスの不調

・職業性ストレス簡易調査票

・改善領域と具体的な改善点

 細かい内容も出題される項目ですので、参考書等を活用して繰り返し勉強しておきましょう。

おすすめ参考書

 私が合格するために実際に使用した参考書と問題集は以下の2つです。

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