社会福祉士国家試験まで残り1週間。
受験される方の緊張とプレッシャーは最高潮になる時期です。
その緊張とプレッシャーから、残り1週間をどう過ごしていいのか分からず、勉強が手につかなくなってしまっては元も子もありません。
今回は、残り1週間で少しでも得点を積み上げるための勉強法と過ごし方を解説していきます。
超シンプルに言えば、
「今、解ける問題は大丈夫!苦手科目・何度も間違える問題を徹底的に潰せ!」
これに限ります!
これを実践することで、
「つまり-1点が消え、+1点のチャンスが生まれる」
「2点分の働きってコトか!!」
最悪なのは
「全力を尽くさずに、試験に落ちること」
一番苦しい時期ですが、ここを乗り切って合格を掴み取りましょう!
社会福祉士国家試験直前の心構え
社会福祉士国家試験が1週間前に迫るこの時期の緊張とプレッシャーは、想像を超える不安を与えてきます。
逆に言えば、ここで平常心を保ち、勉強できた人が合格できる可能性も高くなるということです。
1週間、しっかりと積み上げるための心構えがこちらです。
ポイント
1,できる問題は、当日も大丈夫!
2,自分自身に集中せよ!
3,新しいことを始めない!
この3つがとても重要です。
心構え①:できる問題は、当日も大丈夫
今の段階で、正解できている問題は、当日も間違いなく正解できます。その知識が1週間経って跡形もなく消え去ることはありません。
正解できる問題は、当日も正解できるという自信を持つこと
「これは確実に正解できる」これは、あなたが積み上げてきた努力の証です!
絶対大丈夫、間違いなく当日も正解できます。
心構え②:自分自身に集中する
周りの動向やTwitterなど、不安になると周囲の意見や雑音が気になるかもしれません。しかし、これを気にしていても得点が上がるわけではありません。
周囲の人たちはライバルではなく仲間、敵は己の中にある
社会福祉士国家試験は、合格基準を満たせば合格になります。周りの人たちの点数は関係ありません。
とにかく自分との戦いになりますので、自分のことだけに集中しましょう。
可能であれば、この1週間はSNSなど外部の情報は耳に入りやすい状況は、なるべく控えるか完全に遮断することをおススメします。
心構え③:新しいことを始めない
今から新しい参考書、問題集にタッチするのは得策ではありません。合わせ裏技的な情報にも注意が必要です。
自分のやってきた参考書・テキストをくり返し本番に備えること
参考書やテキストによって、説明や解説のニュアンスが少しずつ違っています。せっかく積み上げてきたものの中に、新しい言い回しが登場すると混乱を招き、結果的にわからなくなってしまうこともあります。
知識を深める・積み上げることに集中しましょう。
試験直前残り1週間の勉強法5選
残り1週間となった社会福祉士国家試験の勉強法のポイントを解説していきます。
意識すべきこの2つ!
ポイント
○いかに「+1点」をもぎ取るか
○いかに「失点」しないか
これに向かって取り組みべきことは実は同じです!
「失点」を防いで「得点」につなげる!これでプラス2点分の効果があります。
スラムダンク的に言えば、「リバウンドを桜木が拾って、もう一度オフェンスにつなげる」みたいな感じ。
ここでは、そのための勉強法を5つ紹介します。
勉強法①:苦手科目に取り組む
社会福祉士国家試験の科目の中で、「見るのも嫌っ!」「吐き気がする!」科目ってありますよね?
手をつけるのが億劫になってしまう科目です。
私の場合ですと、いかにも公務員が好きそうな長く難解な漢字が並ぶ暗記科目「福祉行財政と福祉計画」や制度内容の理解と暗記力が試される「社会保障」とかです。
見ただけで難しそう、取り組むのがめんどうになりそうな科目...ですが、取り組むことで「失点」を防ぎ「得点」につなげるチャンスが広がります!
・なかなか得点できず苦手意識がある
・用語や制度内容を理解するのが難しい
社会福祉士国家試験は、合格点に届いても0点科目があると不合格になります。
苦手科目に取り組むことは、そのリスクを軽減するとともに、得点の積み上げにもなるお宝探しでもあります。
積み上げていきましょう。
勉強法②:間違えた過去問を見直す
過去問を試験勉強に取り入れてきたことを前提にお話します。
過去問の中で、何回も間違えている問題があるはずです。問題のどの箇所で間違えやすいのか丁寧に確認しておきましょう。
・選択肢の引っ掛かりやすいポイントをチェック
用語の入れ替えや年号の入れ替えなど、誤りやすいポイントはどこなのか、曖昧にせずきちんと確認しておくことで、これまたリスクを軽減するとともに、得点の積み上げにもなります。
勉強法③:暗記物の確認
暗記が曖昧なものは、試験当日に迷いを生みやすくなります。
とにかく不安になる要素は極力減らしていくことが重要です。
同じような用語が登場するものは、特に意識して確認しておく
同じような用語は、その用語の意味の確認と似た用語との違いを正しく理解しておきましょう。
試験本番では、用語の意味が理解できていると、確実に得点できる問題が増え、時間の短縮にもつながります。
勉強を進める中で、意味が曖昧と感じる用語があった際は正しい理解に努めましょう。
勉強法④:全科目に目を通しておく
苦手科目に取り組みつつ、直前期には全科目にも一度目を通しておきましょう。
苦手分野・得意分野の整理と時間配分を考えるためです。
試験全体像を把握して試験に挑むようにしましょう。
勉強法⑤:難問・奇問は無視
必ず1問くらいは、出題者の性格が疑われるような難問・奇問なる「変態問題」が出題されます。
これはガン無視で大丈夫です。どの受験生も「ふんふんディフェンス」をくらったように動けなくなります。
あなただけではありません。
確実に解ける問題を増やしていきましょう。
残り1週間でもチャンスはある
「どんな問題が出るんだろう」
「合格できるのかな」
この緊張とプレッシャーから完全に逃れることはできません。
唯一の手段は、正しい勉強(努力)を続けていくことです。
絶対にやってほしくないのが、
「全力を尽くさずに、試験に落ちること」です。
ここには後悔と喪失感しか残りません。
「1週間しかない⁉まだ1週間あります!」
今日、ご紹介した心構えと勉強を実践して、合格を掴み取ってください!
まとめ
簡単にまとめます。
・失点、0点を防ぐために苦手科目に取り組むこと
・曖昧な暗記部分を整理して理解すること
・最後まで全力を尽くすこと
辛った長い勉強期間ももうすぐです。後悔しない1週間をお過ごしください。