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【試験対策】メンタルヘルスマネジメント検定の勉強:第1章要点まとめ

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ほしくず

生活相談員(社会福祉士,介護福祉士,介護支援専門員,実習指導者) デイサービス、ショートステイ、特養の生活相談員を15年以上経験して感じた相談員の楽しさ、業務に役立つ情報、楽しく働くコツをわかりやすく解説。現役だから分かる仕事のテクニックや情報をお届けします。

 社会福祉士のほしくずです。

 この記事では、メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種を受験予定の方のために、試験に出題されやすいポイントを解説しています。

 何から勉強すれば良いか分からない、時間がなくて勉強がなかなか進まない。

 そんな悩みを抱えている方に向けて、頻出ポイントをまとめて解説していますので、ぜひご活用ください。

 また私のYoutubeでも要点解説メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種~第1章要点まとめ」しています!

第1章「メンタルヘルスケアと管理監督者の役割」の内容

 第1章では、労働者に関する調査結果や法律などの出題が多くあります。

 企業がメンタルヘルスに取り組むことの重要性や意義についても出題されやすいのが特徴です。

ポイント

出題数は11問と出題数が多い項目

調査結果や法律などは、調査した時期と結果の組み合わせに注意

 第1章は出題数が多いため、しっかり取り組んでおきたい項目です。

 法律問題は、毛嫌いする方もいるかもしれませんが、第1章で躓くとあとが苦しくなりますので、繰り返し勉強して身に付けていきましょう。

 頻出ポイントは以下のとおりです。

要点・頻出ポイント

・労働者のストレスの現状

・メンタルヘルスに関する法律

・企業がメンタルヘルスに取り組む意義

・管理監督者の役割

 それでは、各頻出ポイントについてまとめていきます。

第1章の要点・頻出ポイント①:労働者のストレスの現状

 労働者のストレスの現状では、様々な調査結果に基づき、その傾向などについて出題されます。

 以下の2つの調査が出題されることが多くあります。

頻出ポイント

1,労働安全衛生調査

2,日本人の意識調査

 この中から職場のストレスなどに関する調査結果が出題されます。

労働安全衛生調査(2018年)の結果

 この調査において、「仕事で強い不安、悩み、ストレスを感じる事柄がある労働者の割合は58.0%」でした。※2020年は54.2%

 ストレスの原因・要因については以下の表を確認してください。

1位2位3位4位5位
全体仕事の 質・量仕事の失敗 責任の発生対人関係役割・地位の変化等会社の 将来性
男性仕事の 質・量仕事の失敗 責任の発生対人関係役割・地位の変化等会社の 将来性
女性仕事の 質・量対人関係仕事の失敗 責任の発生雇用の 安定性会社の 将来性

 全体の順位や男女別の順位など、出題される個所が試験ごとに異なりますので、赤字で示したところを中心にしっかり把握しておきましょう。

第1章の要点・頻出ポイント②:メンタルヘルスに関する法律

 第1章では、法律に関する知識を問われる問題も出題されます。

 特に出題されやすい法律は以下のとおりです。

出題されやすい法律

1,労働安全衛生法

2,労働契約法

3,労働災害補償保険法

4,労働基準法

 特に労働安全衛生法は、どの項目においてもその知識を問われる法律ですので、しっかり覚えておきましょう。

労働安全衛生法

 労働基準法の定めにより、「職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進すること」を目的として制定された法律です。

 労働安全衛生法上の義務は、行政的監督刑事罰という行政上の規制によって守られています。※この文章は出題されやすい

労働契約法と安全配慮義務

 安全配慮義務は、もともと法律上明文化されていませんでしたが、2008年3月の労働契約法で明文化されました。※労働契約法を別の法律に入れ替える問題が出るので注意

 それまでの安全配慮義務については、判例法理として認められていました。※この文章は出題されやすい

 安全配慮義務に違反して従業員に損害を与えた場合、民事上の損害賠償責任があります。※「民事上の~」はないという問題が出題されやすい

労働災害補償保険法(労災保険法)

 労働中のケガや疾病、死亡については、労災保険法が適用されます。

 労災認定には以下の2つの要件が必要です。

要件

1,業務遂行性:労働者が企業の支配下、管理下にあること

2,業務起因性:業務に伴う危険が現実化したものと認められること

 この2つの要件を労働基準監督署長が認めることが必要になります。

第1章の要点・頻出ポイント③:企業がメンタルヘルス取り組む意義

 企業がメンタルヘルスケアに取り組むことで、リスクの回避や生産性の向上につながります。

 また、メンタルヘルスケアと生産性向上は両立できるとされています。※この文章は出題されやすい

 このような考え方のもと、企業はメンタルヘルスケアに取り組む必要があります。

第1章の要点・頻出ポイント④:管理監督者の役割

 企業は、安全配慮義務の責任を負うが、実際のメンタルヘルスケアについては、管理監督責任者が履行します。※この文章は出題されやすい

 管理監督責任者は、職場環境の改善やストレスの把握・早期発見などの役割を担っています。

 管理監督者が、部下のメンタルヘルスの変化に気づくポイントは以下の2つです。

ポイント

1,事例性:業務上の問題があるか

2,疾病性:病気を抱えているか

第1章のまとめ

 第1章の頻出ポイントとして以下の内容を解説してきました。

頻出ポイント

・労働者のストレスの現状

・メンタルヘルスに関する法律

・企業がメンタルヘルスに取り組む意義

・管理監督者の役割

 まずは試験内容の概要をつかみ、必要であればテキストなどで確認していきましょう。

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